CMS理論-068
d.ICCプロファイルの機能と構成
ICCプロファイルを作成する仕組みとプロセスは、上図に示した通りである。
使用目的に合った、ICCプロファイルの選択と作成用チャートの設定が重要である。
・ICCプロファイル:機器の色特性データ
−プラットホーム非依存
−画像ファイルへの埋め込み
−プロファイルの分類
<作業用色空間>
RGB系:sRGB、AdobeRGB、ProphotoRGB、scRGB、AppleRGB
CMYK系:Japan Color 2001 coated、Japan Color 2002 Newspaper、JMPA Color
<デバイスプロファイル>
入力系:スキャナ、デジタルカメラ
出力系:モニタ、プリンタ、DDCP
<色空間>
RGB、CMYK、YCC、その他
<その他の分類>
PCSに変換する、デバイスリンク
・CMM関連項目:プロファイルの合成と画像データの変換機能
カラーマネージメントを行うために、現在主流のOSで使われている(CMMではない)。
−Macintosh:ColorSync
−Windows:series ICM(Image Color Management)
−sun unix:KCMS
*CMMエンジン:ACE(Adobe Color Engine)、HeiderbergCMM、KodakCMM
e.ICCプロファイル普及の背景
・各社様々なCMS が存在→ ICCプロファイル
・ICC(International Color Consoritium)で規格化
−50社以上が参加 (Apple, Adobe, Kodak, Microsoft, Epson, Canon, Konicaminolta, NEC, Sony, Toppan, etc.)
・ICCプロファイル対応プリンタが増加
・ICCに準拠したカラーマネージメントシステムでは、ICCプロファイルと言う定義ファイルの設定に重点を置かれている。ICCプロファイルは各入力デバイスやモニタ、出力デバイスの色空間設定や、プロファイル同士の変換を行う設定などである。
デバイスやデータドキュメントで使用されるRGBやCMYKなどのデバイス依存色(Device Dependent Color)を、ICCプロファイルを使用してCIE L*a*b*、CIE XYZなどのデバイス非依存色(Device Independent Color)で管理されるPCS(Profile Connection Space)に色空間の変換を行う。
色空間変換では、ICCプロファイル(デバイスの色空間の特性を定義したファイル)を使用してデバイスごとに変換を行う。 ICCで規定されているプロファイルの種類は、スキャナやデジタルカメラなどの色空間からPCSに変換するための入力プロファイル、モニタ色空間とPCS間の変換に使用されるモニタプロファイル、プリンタ、印刷機などの色空間とPCSとの間の変換を行う出力プロファイル、AdobeRGBやsRGBなどの画像の流通に使用されるカラースペースプロファイル、ユーザーが任意の補正情報を埋め込めるアブストラクト・プロファイル、複数のデバイスプロファイルとアブストラクト・プロファイルを組み合わせて一つのプロファイルにしたデバイスリンク・プロファイルがある。
d.ICCプロファイルの機能と構成
ICCプロファイルを作成する仕組みとプロセスは、上図に示した通りである。
使用目的に合った、ICCプロファイルの選択と作成用チャートの設定が重要である。
・ICCプロファイル:機器の色特性データ
−プラットホーム非依存
−画像ファイルへの埋め込み
−プロファイルの分類
<作業用色空間>
RGB系:sRGB、AdobeRGB、ProphotoRGB、scRGB、AppleRGB
CMYK系:Japan Color 2001 coated、Japan Color 2002 Newspaper、JMPA Color
<デバイスプロファイル>
入力系:スキャナ、デジタルカメラ
出力系:モニタ、プリンタ、DDCP
<色空間>
RGB、CMYK、YCC、その他
<その他の分類>
PCSに変換する、デバイスリンク
・CMM関連項目:プロファイルの合成と画像データの変換機能
カラーマネージメントを行うために、現在主流のOSで使われている(CMMではない)。
−Macintosh:ColorSync
−Windows:series ICM(Image Color Management)
−sun unix:KCMS
*CMMエンジン:ACE(Adobe Color Engine)、HeiderbergCMM、KodakCMM
e.ICCプロファイル普及の背景
・各社様々なCMS が存在→ ICCプロファイル
・ICC(International Color Consoritium)で規格化
−50社以上が参加 (Apple, Adobe, Kodak, Microsoft, Epson, Canon, Konicaminolta, NEC, Sony, Toppan, etc.)
・ICCプロファイル対応プリンタが増加
・ICCに準拠したカラーマネージメントシステムでは、ICCプロファイルと言う定義ファイルの設定に重点を置かれている。ICCプロファイルは各入力デバイスやモニタ、出力デバイスの色空間設定や、プロファイル同士の変換を行う設定などである。
デバイスやデータドキュメントで使用されるRGBやCMYKなどのデバイス依存色(Device Dependent Color)を、ICCプロファイルを使用してCIE L*a*b*、CIE XYZなどのデバイス非依存色(Device Independent Color)で管理されるPCS(Profile Connection Space)に色空間の変換を行う。
色空間変換では、ICCプロファイル(デバイスの色空間の特性を定義したファイル)を使用してデバイスごとに変換を行う。 ICCで規定されているプロファイルの種類は、スキャナやデジタルカメラなどの色空間からPCSに変換するための入力プロファイル、モニタ色空間とPCS間の変換に使用されるモニタプロファイル、プリンタ、印刷機などの色空間とPCSとの間の変換を行う出力プロファイル、AdobeRGBやsRGBなどの画像の流通に使用されるカラースペースプロファイル、ユーザーが任意の補正情報を埋め込めるアブストラクト・プロファイル、複数のデバイスプロファイルとアブストラクト・プロファイルを組み合わせて一つのプロファイルにしたデバイスリンク・プロファイルがある。